船番所ブログ
かけ干米 作業風景
2009/10/10
10月10日(土)
先日からの風もおさまり気持の良い秋晴れになりました。
今日は、以前このブログで紹介させて頂いた「かけ干米」
の作業風景が撮れましたので報告します。
稲を刈る人
刈られた稲を運ぶ人
運ばれてきた稲穂をかける人
稲穂をかける為の台(?)を作る人
各々が分担してテキパキと作業をしています。
稲を刈る以外は全て手作業によるものなので、
見ているだけでもその苦労は十分に
伝わってきます。
実際大変な労力でしょうね。
この作業で唯一の機械である「稲刈り機」
こいつがなかなかのスグレ物で、
なんと稲を刈ると同時に束ねて紐でしばっていきます!
(画像③・④参照)
こんな機械が無かった時代は
稲刈りから刈った稲をしばるのまでも全て
手作業だったと思うと気が遠くなりそうです。
ですが、機械も万能ではありません。
足場がぬかるんでいる部分には
入れられないので、
やはり地道に手で刈っていかなければならない
という苦労も残っています。
(画像⑤・⑥参照)
昔自分がまだ小さい頃に、お茶碗にご飯粒を残して
「ごちそうさま」
をして、
「お百姓さんが一粒一粒大切に育てたお米を
粗末にしてはいけません」
って注意されたことがあります。
その時はあまりピンときませんでしたし、
今まで生きてきた中で実感する事も
正直なかったですが、
実際にほんの少しでも農家の方々の苦労にふれると
正にその通りですね。
お米に限らず野菜や果物もそうですよね。それぞれに計り知れない苦労があるハズです。
本当に”感謝”ですね。
『海の駅・船番所』代表 山瀧正久さんの稲刈り作 業風景でした。