船番所ブログ
西海名所・史跡めぐりPart1
2009/10/19
10月24日(土)
今回は西海市寄船にある史跡『船番所跡』を紹介します。
当店名にも使われてあります『船番所』ですが、これは文字通り
「船」の「番所(関所)」を意味しており、
出船入船を監視する目的で江戸時代に作られました。
当店は当時の「船番所」を移築して建てられております。
海からも気軽に寄って頂けるお店として
『海の駅・船番所』という店名にいたしております。
寄船にある『船番所跡』は、江戸時代に実際船番所が建っていた跡です。
当店からだと車で10~15分程の所にあります。
まず国道202号線を「面高・寄船」方面に走ります。
道幅が広く、辺りはのどかな田園風景が
広がる気持のいい道路です。
しばらく走ると、
『船番所跡』
の標識が出てきますので見落とさないように!
指示通りに右折して、道なりに走ります。
だんだん道幅が狭くなてきて不安になってきますが・・・
ありました!また標識が!
さらに道なりに進んでいくと寄船の漁港に到着します。
ここで車を停めて、公民館の横を防波堤に沿って
歩いていってください。
(車で入ると先で行き止まりになり出るのが大変になります)
現在では、当時建物が建っていた土台の石垣しか
残っていませんが、
大村湾に頻繁に出入りする船を、この場所から
チェックしていたんだなぁ~・・・
と想うと、心なしか歴史の風を感じます。
西海市西海町横瀬周辺には他にも
たくさんの史跡がありますが、
立派な建造物や、派手な遺跡は
残念ながら残っていません。
ですが、
実際に史跡を訪れ、歴史を辿っていくと
確実に当時の景色が蘇ります。
大航海時代の歴史に彗星のごとく現れ繁栄した横瀬浦。
穏やかな海と、のどかな風景の中に当時を偲んでみてはいかがでしょうか。
(注)遠方より当店へ来られる方は『海の駅・船番所』 と 『船番所跡』
くれぐれもお間違えないように。